無事に竣工しました!
2021年1月から施工開始しました「若草園+グループホーム建設工事」がこの度無事に竣工しました。
元々あった施設を解体し、同一敷地内に鉄骨4階建ての福祉通所施設「若草園」、鉄骨2階建ての「グループホーム」が完成しました。
現場内での事故もなく、無事工期内にお引渡しすることができました。
ご協力いただいたご近隣の皆様、協力業者の皆様、そして今回ご用命頂きました若草会様、この度は誠にありがとうございました。
お引渡しの時に設計士様が、「竣工が近づくにつれて、我が子を手放す想いになるから引渡時期が延びて欲しい気持ちになっていました。」と話されていたのが印象的でした。
今回の「若草園+グループホーム」を末永くご利用頂けますと幸いです。
ありがとうございました。
【若草園】
【グループホームひだまり】
締めてます
無事に建て方も終わり、現在の現場の様子です。
現在、現場では超重要な作業を行っています。
そう、ボルトを締めてます。
地味っ!!
と思った方、実はこのボルトを締める工程は4つにも分かれており、とても重要な作業なんです。
今回はこの「ボルト締め」にスポットを当てていこうと思います。
【ボルト締め工程】
1、 仮締め
2、 1次締め
3、 マーキング
4、 本締め
主にこの4つの工程に分かれており、
建て方で組み上げた鉄骨をまずは仮締めして、
次に所定の機材を用いて行う「1次締め」
「1次締め」が終わったらマーカーで「マーキング」をします。
この時にネジ山からナット、座金、部材の表面まで1本の線で印をつけます
最後にもう一度所定の機材を用いて「本締め」を行います。
この「本締め」の時に先程マーキングした線がずれてるのが分かると思いますが、ここが超重要なポイントです。この線がずれた分だけナットが締められており、逆にずれてなければ「供回り」を起こしており、この状態では本来の軸力が損なわれてしまいます。
この広い現場の大量のボルト達全てを同様に締めていきます。
(職人さん本当にお疲れ様です。)
普段の日常ではなかなか見る事のない作業ですが、お客様・利用者様に安全、安心な建物を提供するため細かい作業もしっかりと行います。
引き続き安全第一で現場を進めて参ります。