無事に建て方も終わり、現在の現場の様子です。
現在、現場では超重要な作業を行っています。
そう、ボルトを締めてます。
地味っ!!
と思った方、実はこのボルトを締める工程は4つにも分かれており、とても重要な作業なんです。
今回はこの「ボルト締め」にスポットを当てていこうと思います。
【ボルト締め工程】
1、 仮締め
2、 1次締め
3、 マーキング
4、 本締め
主にこの4つの工程に分かれており、
建て方で組み上げた鉄骨をまずは仮締めして、
次に所定の機材を用いて行う「1次締め」
「1次締め」が終わったらマーカーで「マーキング」をします。
この時にネジ山からナット、座金、部材の表面まで1本の線で印をつけます
最後にもう一度所定の機材を用いて「本締め」を行います。
この「本締め」の時に先程マーキングした線がずれてるのが分かると思いますが、ここが超重要なポイントです。この線がずれた分だけナットが締められており、逆にずれてなければ「供回り」を起こしており、この状態では本来の軸力が損なわれてしまいます。
この広い現場の大量のボルト達全てを同様に締めていきます。
(職人さん本当にお疲れ様です。)
普段の日常ではなかなか見る事のない作業ですが、お客様・利用者様に安全、安心な建物を提供するため細かい作業もしっかりと行います。
引き続き安全第一で現場を進めて参ります。